企業に必要な1割2割のバリエーション

進化生物学者によれば、動物や植物の進化を考えると変動期には試行錯誤とバリエーションがないと淘汰されて生き残れないといいます。実は、アリもハチの群れもよく観察してみると3~5%くらいは、無目的でランダムでノイジーな動きをしている。でもそれが天変地異、気候変動や、巣が潰されたりする危機的状況のとき、その3~5%がたまたま別の場所にいてくれるので種として生き残れるのだという。 

同じことが企業存続においても言えます。どこの民間企業も将来が不透明な変動期にはそういうバックアップが必要になるわけです。もちろん利潤を追求する商業主義は手放してはいけないし、7割とか8割とかその時代の要求にあったモノを作ったり、個人が統制された組織の中で振る舞うことも必要になりますが、そのうち1割とか2割くらいはバリエーションが必要なのだということです。

先行くモノを追求していくこと。時代が変わり始めたときに人々がこれだって思うようなものをイメージリーダー的な形になり得るような人やモノがあるかどうかで、その後の展開が変わってくきます。そうした狙いで、Googleは20%、3Mは15%を1週間のうち個人の自由な時間を与えています。

これらの話はエンタープライズソーシャルを語るうえでも同じことが言われる。もちろん全員が無駄話をしているのはダメですが、数パーセントのランダムな動きが全体のリスクを回避し、それがいざと言う時の救いになる。このような「多様性」の考え方は事業継続を考える上でもイノベーションを考える上でとても大事になっているわけです。

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